
メインダイニングの「ゴヤ・レストラン」。季節の素材を使った伝統的なスペイン料理を提供している。
美食の国のワザを堪能する
スペインの中心地に来たからには、食も堪能したい。ホテルのメインダイニングは「ゴヤ・レストラン」とゴヤの名前を冠し、メインバーの名前は「ベラスケス・バー」と、プラド美術館との一体感すら感じる。レストランでは望めば日本食も用意してくれるというが、やはりここは、最近特に高い賞賛を得ている地元料理や地中海料理を堪能したい。“伝統的な食材を新しい調理法で”がコンセプトの料理は見た目にも麗しく、子豚や子羊をはじめとするマドリードならではの食材が、食通の舌を喜ばせてくれる。季節に合わせ、シチューや野菜料理をフィーチャーしたり、日曜午後のサンデー・ブランチが好評を博すなど、食を楽しむ企画に溢れたレストランだ。また、春夏の期間のみオープンする、開放的でくつろげるテラス&ガーデンズや、貴族の館のような雰囲気のロビーで供されるアフタヌーン・ティーもぜひ利用したい。