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(左)ベアトリス・ミリャーゼス 《メガ・ボックス》 2008年Photo: Fausto Flelury Courtesy: Galeria Fortes Vilaca, Sao Paulo (右)エルネスト・ネト 《リヴァイアサン・トト》 2006年 パンテオン(パリ)での展示風景Photo: Mark Domage Courtesy Galeria Fortes Vilaca, Sao Paulo
世界から注目を集める若手アーティスト達
「生きることはアートそのものだ」というエリオ・オイチシカの言葉が象徴する“トロピカリア”の考えは、1990年代以降のアーティスト達にも脈々と息づいている。リオのトロピカルな植物をモティーフにガラスのファザードに鮮やかな壁画をつくるベアトリス・ミリャーゼス、路上のグラフィティから出発し、ユーモラスなファンタジー絵画をつくるオスジェメオスなどを生活とアートが密接に結びついた作品が多い。また、薄く伸縮性のある布を用いた有機的な造形のインスタレーションで知られるエルネスト・ネトが丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で個展をひらいたり、ナイキがサンパウロ出身の日系3世のファッション・デザイナージュン・ナカオにスペシャルラインの制作依頼するなどブラジル出身のアーティストが世界でも注目を集めている。
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