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水と生きる-SUNTORY-
Photo Yu Nakaniwa(P1、P5/portrait) Text Rie Nakajima
水とともに歩んだ100年
(左)「“水と生きるSUNTORY”というコーポレートメッセージ掲げ、さまざまな取り組みを実践していきます」と内貴氏。(右上)1907年に発売されたサントリーの酒づくりの原点となる「赤玉ポートワイン」。(右下)日本で最初のウイスキーを生み出した山崎蒸溜所。
2005年、サントリーは「水と生きる SUNTORY」を新たなコーポレートメッセージとして発表した。「自然の水は、弊社の酒類・飲料事業になくてはならない大切なものです。その水を守り、育むことこそ、弊社が行うべきCSRであるという思いが、このメッセージに込められています」と、同社CSR・コミュニケーション本部長の内貴研二氏は語る。同社の水との関わりは創業当初にさかのぼる。1899年、ワイン事業からスタートし、赤玉ポートワインが大ヒット。続くウイスキー事業の立ち上げにあたり、創業者・鳥井信治郎が最初に行ったのが「水探し」だった。全国を歩いてウイスキーづくりにあう水を探し、1923年には京都・山崎に「山崎蒸溜所」を創設。日本で初めて、日本人の好みにあうウイスキーをつくり上げた。「今年で創業109年。サントリーは常に水とともに歩み、水とともに生きてきたといっても過言ではないでしょう」。
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