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政策効果が息切れし、在庫が山積みの状態になると、また再び生産や輸出の伸びは鈍り始める。とき同じくして高値警戒感の強まった日米株価が一旦、調整安モードとなる…。時期としては10-12月、あるいは来年の1-3月あたりということになろうが、その頃に日米の景気や株価がいわゆる「2番底」を試しに行く可能性は十分にあると言えよう。日本にとっては、円の先高観が広がっていることも懸念材料だ。
 11月下旬あたりには、米国の会計年度(決算期)末を控え、あらためて米国の金融の問題が再浮上してくる可能性もある。「危機対応」に伴う時価会計の緩和で、実のところ米金融界の不良資産処理は進んでいない。
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