
生物多様性を支援するお米が発売
Text greenz.jp

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Photo by matsukawa1971
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JA全農と生活協同組合が中心になって設立したNPO「生物多様
性農業支援センター」が、生物多様性に配慮した生産者の米
に、環境価値を上乗せして流通させる取り組みをスタートす
る。
生物多様性に配慮した農家の米には、商品価格と米価の数 %程度の環境価値分の金額を分けて表示。生産者に賛同する 消費者は環境価値分を上乗せして支払い、その他の消費者は 商品代金だけを支払う仕組みだ。 農家の認証に必要なのは田に住む生き物の調査。生産過程 で確認した指標生物の種類を記録した農家には認証が与え られることになっている。指標生物とは「生息できる環境が限 られ、環境の変化に敏感な性質を持つ生物」のこと。これらの 生息は地域環境の評価の基準となるのである。生物調査によ って害虫の発生時期を正確に把握すれば、農薬の量を減らし、 生物にとってより住みよい環境を作ることもできる。
さらにこれにより生物の多様性が豊かになれば、イトミミ ズが土を耕して雑草を抑えたり、カエルが害虫を食べるとい う好循環へと繋げることもできるのである。
生物多様性に配慮した農家の米には、商品価格と米価の数 %程度の環境価値分の金額を分けて表示。生産者に賛同する 消費者は環境価値分を上乗せして支払い、その他の消費者は 商品代金だけを支払う仕組みだ。 農家の認証に必要なのは田に住む生き物の調査。生産過程 で確認した指標生物の種類を記録した農家には認証が与え られることになっている。指標生物とは「生息できる環境が限 られ、環境の変化に敏感な性質を持つ生物」のこと。これらの 生息は地域環境の評価の基準となるのである。生物調査によ って害虫の発生時期を正確に把握すれば、農薬の量を減らし、 生物にとってより住みよい環境を作ることもできる。
さらにこれにより生物の多様性が豊かになれば、イトミミ ズが土を耕して雑草を抑えたり、カエルが害虫を食べるとい う好循環へと繋げることもできるのである。