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(左・中)水が人類の基本的人権のひとつであること、水が唯一無二の資源であること、水管理と市民参加の奨励など、博覧会テーマの基調となる内容の展示が展開されている「ブリッジパビリオン」。(右)シャネルの移動式パビリオン「モバイルアート」を手がけたことでも知られるイラク出身の建築家ザハ・ハディッド。
ブリッジパビリオン‐ザハ・ハディッドがつなぐスペイン初の橋建物
会場のいたるところで“屋上緑化の快適な環境”をはじめとする「水」を意識した景観が演出され、パビリオンで建設された建物は恒久的な施設として、自然と共存する文化・科学公園などに姿を変え、会期後も使用されるという点もサラゴサ国際博覧会の特徴といえよう。そんな「水と持続可能な開発」と具現化する同博覧会の中でもハイライトとなっている建築が「ブリッジパビリオン」。サラゴサ駅とエブロ川対岸にある万博会場を繋ぐ橋として、また、メイン・エントランスとしての役割をも果たしながら、水博のメイン・テーマが展示されている。
 上下2層、上から見るとグラジオラスの蕾と茎のように緩やかに湾曲した2本の橋状の建築が合体しており、全長、260m、幅8〜30m、スペインでは初めての橋としての建物だ。
 建築家は、女性として初めてプリッツカー賞を受賞した、イラク人の建築家 ザハ・ハディッド。川底に杭を打ち込む作業が難航し、万博開催のぎりぎりの完成であった。万博の後には、博物館として生まれ変わる。
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