


1992年にアメリカとオープンスカイ協定を締結しヨーロッパを代表するハブ空港となったスキポール空港。すべての施設が一つのターミナルにまとまっている。
利便性を追求したスキポール空港
OAG(Official Airline Guide)の統計によると、世界の空港数は約8,728あるという。その中からまずは、乗り継ぎ、空港へのアクセスなどの利便性に突出したハブ空港を挙げてもらった。元祖ハブ空港といわれるオランダのアムステルダム・スキポール空港は、全施設がひとつのターミナルに集約され空港内での移動がスムーズだ。ショッピングはもちろん乗り継ぎの待ち時間が長くても、カジノを楽しめたり、世界初の空港内ミュージアム「国立博物館」でレンブラント作品の鑑賞もできる。アムステルダム中央駅へは鉄道で約15分と便利。また設備が充実という点では、ドイツのフランクフルト国際空港も負けていない。バラエティーに富んだ品揃えのショッピングモールは「365日買い物が楽しめる」ほどの売り場面積を誇る。実際、秀島氏が「迷って手配書がまわったこともある」と話してくれた。
●スキポール空港 http://www.schiphol.nl
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