





(左上)美術館に設置されたホテル・エバーランド。(中上)ホテルの外から望むエッフェル塔。(右上)目の前に遮るものがないので、ゆっくりパリの夜景が堪能できる。(左下)ホテル室内はポップにまとめられている。(中下)アート作品の中でくつろげる。(右下)手前左に見えるのが、バスルーム。© L/B
絶景4つ星ホテル
パリの美術館「パレ・ド・トーキョー」の屋上に現代的な内装を施したワンルーム形式のホテルが期間限定で運営されている。「ホテル・エバーランド」と呼ばれるこの施設は、もともとスイス人アーティストのダニエル・ボーマン氏とサビナ・ラング氏が制作した展示作品だ。2006年6月から約1年間はドイツのライプチヒ美術館に設置され、2007年11月パリに移設された。箱型を見ればわかるように、客室は1室のみ。もちろんバスルーム、キングサイズベッド、ラウンジを備えた立派な客室である。最大の魅力である「パレ・ド・トーキョー」の屋上からの眺めは、エッフェル塔やセーヌ河をはじめとする美しいパリが一望できる。予約は2カ月前から受付けているが、年内はすでにいっぱい。またより多くの人に宿泊してもらうため連泊はできない。しかし1日1回16時30分から見学会が行われるので、訪れてみてはいかがだろう。普段は見られないパリがみられるチャンスだ。
●Hotel Everland Paris
http://www.everland.ch/en/home/
●Hotel Everland Paris
http://www.everland.ch/en/home/