
街を緑で包む自転車「Bloom」が誕生
Text greenz.jp

Bloom : peddling green by Society Creative llc.
「Design21:Social Design Network」主催のデザインコンペ「Power to the Pedal」(自転車のアクセサリー用品や補完部品のデザイン)で、「Bloom」という風変わりな作品がファイナリストに選ばれた。自転車のペダルの動きによって空気を取り込み、シャボン玉を出す装置なのだが、「Bloom」の機能はそれだけではない。
野菜由来の石けんで作られたシャボン液に、小さな植物の種が混ぜられているのだ。つまり「Bloom」を接続した自転車に乗るだけで、シャボン玉によって植物の種が空気中に蒔かれる仕掛けとなっているのである。街路の割れ目や公園に落ちた種はいずれ芽吹いて、花を咲かせる。自転車としての機能だけでなく、緑溢れる街づくりをも視野に入れたデザイン・プロダクツ、それが「Bloom」なのだ。ちなみに、これはアメリカの開拓時代に開拓地にリンゴの種を蒔いて歩いたという、ジョニー・アップルシードの伝説にインスピレーションを得たものなのだとか。
野菜由来の石けんで作られたシャボン液に、小さな植物の種が混ぜられているのだ。つまり「Bloom」を接続した自転車に乗るだけで、シャボン玉によって植物の種が空気中に蒔かれる仕掛けとなっているのである。街路の割れ目や公園に落ちた種はいずれ芽吹いて、花を咲かせる。自転車としての機能だけでなく、緑溢れる街づくりをも視野に入れたデザイン・プロダクツ、それが「Bloom」なのだ。ちなみに、これはアメリカの開拓時代に開拓地にリンゴの種を蒔いて歩いたという、ジョニー・アップルシードの伝説にインスピレーションを得たものなのだとか。