
(左)黒檀の深い色合いが、空間をモダンに演出する。縦格子が醸し出す心地よい緊張感は、日本独特。(中)端正かつグラマラスな「反り」。主材はホワイトアッシュ。(右)指物の繊細な組み手を使ったネストテーブルは、三方留めを用いた仕上げ。引き手には吹きガラスの江戸切子を採用し、日本の伝統的手業が随所に仕掛けられている。

東京発、世界が認める
ハイクオリティ家具「tobi」
ハイクオリティ家具「tobi」
世界に新しい価値観をもたらす、東京の家具づくり
東京は、古くから特注家具メーカーが集まる産地であるというのをご存知だろうか。そのルーツは、東京都港区の芝地域。明治時代以降、ここには多くの家具職人が集まり軒を連ねていた。同地で作られるオーダーメードの高級洋家具は「芝家具」と呼ばれ、文明開化後の官公庁や丸の内のオフィス街に数多く納められたという。東京の家具産業は、自然素材の木材を使い、熟練職人の技と経験が、使いやすさ・心地よさといった感性に訴えかけるものづくりを脈々と続けてきたのだ。
その伝統様式と職人技に光を当て、デザイナー・岩倉榮利の感性と刺激しあって生まれたのが、オーダー家具ブランド「tobi」だ。「美しき都」と、「とび職人」の意を込めて、「tobi(都美)」の名を冠したメイド・イン・東京の家具は、国内にとどまらず、世界も魅了している。2011年1月には、フランスのパリノール見本市会場 にて開催された「メゾン・エ・オブジェ」にも出展。クラフツマンシップによる端正な佇まい、独特の雰囲気を醸し出す力強いデザインは、海外のハイエンド層からも高い評価を受け、いま大注目のブランドだ。
その伝統様式と職人技に光を当て、デザイナー・岩倉榮利の感性と刺激しあって生まれたのが、オーダー家具ブランド「tobi」だ。「美しき都」と、「とび職人」の意を込めて、「tobi(都美)」の名を冠したメイド・イン・東京の家具は、国内にとどまらず、世界も魅了している。2011年1月には、フランスのパリノール見本市会場 にて開催された「メゾン・エ・オブジェ」にも出展。クラフツマンシップによる端正な佇まい、独特の雰囲気を醸し出す力強いデザインは、海外のハイエンド層からも高い評価を受け、いま大注目のブランドだ。