
“夢の饗宴 歴史を彩るメニュー×現代のアーティストたち” 立松弘臣のフランスのメニューコレクションとアーティストのコラボレーション(8/6迄)。
03-3572-3901(資生堂ギャラリー http://www.shiseido.co.jp/gallery/) ※Photo 1900年 カフェ・リッシュ(高級老舗レストラン) ア・ラ・カルト メニュー 立松弘臣所蔵
03-3572-3901(資生堂ギャラリー http://www.shiseido.co.jp/gallery/) ※Photo 1900年 カフェ・リッシュ(高級老舗レストラン) ア・ラ・カルト メニュー 立松弘臣所蔵
日本にフランスのエッセンスを運んだ
銀座並木通りの「ロオジエ」で、総料理長を20年にわたり務めたフランス人、ジャック・ボリー。現在は、資生堂レストランのエグゼクティブ・プロジェクト・ディレクターに就く。ボリー氏が日本に与えた影響は大きい。彼は料理だけでなく、エスプリ、洗練、エレガンス、芸術性、伝統——フランスのエッセンスをも日本にもたらした。
ボリー氏の初来日は1973年。ホテル・オークラ「ベル・エポック」などを経て、1986年、資生堂が経営する「ロオジエ」の総料理長に就任した。理想のグラン・メゾンを実現するため、ボリー氏が提案した無謀とも思われる数々の高い要求を、資生堂はすべて受け入れる。こうして、日本が世界に誇るグラン・メゾン「ロオジエ」が築かれた。彼が日本に持ち込んだ、文化をともなう真のフランス料理は、この国のフランス料理界における金字塔である。今年、日本滞在35年を迎えるボリー氏に、日本におけるフランス料理の歩みと未来について訊いた。
ボリー氏の初来日は1973年。ホテル・オークラ「ベル・エポック」などを経て、1986年、資生堂が経営する「ロオジエ」の総料理長に就任した。理想のグラン・メゾンを実現するため、ボリー氏が提案した無謀とも思われる数々の高い要求を、資生堂はすべて受け入れる。こうして、日本が世界に誇るグラン・メゾン「ロオジエ」が築かれた。彼が日本に持ち込んだ、文化をともなう真のフランス料理は、この国のフランス料理界における金字塔である。今年、日本滞在35年を迎えるボリー氏に、日本におけるフランス料理の歩みと未来について訊いた。