PAGE...1|2|3|4
無邪気なゲーリー、低姿勢なフォスター
MIPIM会場には、脱構築派の巨匠、米国のフランク・ゲーリーも姿を見せた。ビルバオへ行く途中に、ザハやメインらと交流をかわしながら世界の不動産市場の動きを視察。「確かに昨年から仕事は激減した。が、もともと80歳になったらもっとゆっくり仕事をしようと思っていたからね、自然の思し召しだったのかな。」と、ゲーリーは屈託がない。手に入れたばかりの最新携帯電話をザハに見せて、しきりと自慢していた。
 一方、MIPIMでは毎年精力的な営業活動を展開している、英国のノーマン・フォスター卿。今年はパリの再開発地区デファンス地区に2013年完成予定のフランス初高層複合ビル“エルミタージュ・タワー”のお披露目をフランス経済大臣と共に行った。ノーマン卿は近年MIPIMで、モスクワ・タワーを初めとするロシアでの3件の大型プロジェクトの発表を行い、熱心にPRしていた。が、今年はモスクワは話題にも上らず、フランス語の会見であったことも一因だろうが、今回ノーマン卿は心なしか低姿勢だった。
(上)手に入れたばかりの最新携帯電話をザハに見せているフランク・ゲーリー。(下)パリの再開発地区に2013年完成予定の“エルミタージュ・タワー”のお披露目をするノーマン・フォスター(左)。
PAGE...1|2|3|4
LINK
LIVING
巨額が動く 国際不動産見本市MIPIM
>>2009.1.9 update
TRAVEL
サーペンタインギャラリーパヴィリオン2008
>>2009.1.9 update
STYLE
サーペンタインギャラリーパヴィリオン2008
>>2009.1.9 update
STYLE
建築家、安藤忠雄が語る
>>2014.4.25 update
STYLE
ジェフリー・バワ 「熱帯建築」の世界
>>2009.1.9 update

記事カテゴリー