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環境問題から派生するビジネスを消費することによって、経済の安定化を計ろうと躍起になるアメリカ。
つまり、これは環境・エネルギー革命によって投資ブームを巻き起こし、設備投資や雇用、消費を底上げすることで、現下の世界的な金融危機と実体経済の悪化という悪循環から脱出することを意図していると考えることができる。ハッキリ言えば、それぐらいしか世界的な大恐慌を回避する方策はないということなのだろう。
 振り返れば、かつてアメリカを大恐慌から救ったのは軍需産業の活況と世界大戦であったし、その後も「物流革命」や「IT革命」などを経済の牽引役とすることで立ち直ってきた。21世紀に入ってからは「金融・住宅」が立役者となり、今回は「グリーン革命」にその役割を担ってもらおうというわけである。
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