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(上)JR京都駅構内には劇場やショッピングモールが隣接する。
(左下)ゆとりのグランヴィアスーペリアルーム。
(右下)会議等に利用可能なマルチファンクションルーム。
「ブランドコントロールの観点から、ボトルディスペンサー方式の採用に関して、社内に否定的な意見があったことも事実。しかし、「環境」への取り組みを第一義として導入を決めました」。と坂本氏。もちろん、ただ方式を変えただけではなく、シャンプー等のバスアメニティはプロユース商品をベースに開発した上質なオリジナル品を採用。
 アイテム数も従来の3種から5種に増やし、「環境配慮」と「顧客満足」の両立を実現している。また、京都駅直結というロケーションゆえに、多忙なエクゼクティブの定宿として高い支持を受けており、今回の改装ではさらに会議やプレゼンなどのビジネスシーンにも十分なもてなしができるMICE市場をターゲットとした「マルチファンクションルーム」を新たに設置したことも注目すべき点であろう。「将来的には駅構内でのコンシェルジュサービスを考えています。お客様にとってよりよい環境をいかに提供するかを考え、実現させていくことが、ホスピタリティの極みでしょう」。と坂本氏。10周年を迎え、2009年3月末に全館リノベーションを完成させる同ホテル。坂本氏の未来構造図には、もう10年、20年先のあるべき姿が描かれているに違いない。
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