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(左)山口典子 KEITAI GIRL NO.2, C print
高まるオーストラリアの現代アート熱
日本から同フェアに参加したギャラリーの一つ、「MEM」代表取締役 石田克哉氏は「未知の領域だった」という言葉を皮切りに同フェアについて語った。
 初参加であった石田氏がまず驚かされたのはオーストラリアの現代アートの活況ぶりだ。アボリジニの文化や19世紀のイギリス植民地時代などの歴史的背景を持つオーストラリアのアートは、欧州、アメリカやアジアの作品からのインスピレーションを受けて育ってきた。特にアボリジニの文化は強烈に影響を与えており、そのような独特の
趣を持つ作品が多数展示され、個人コレクターや美術館が積極的に購入していたという。
 さらに、オーストラリアでは写真を用いたアートも活発に発表されていることから、写真の作品を中心に展示したMEMにも、多くの人が興味を持ち、売れ行きも好調だっ
たという。
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