
田嶋智太郎(たじま・ともたろう)
経済ジャーナリスト。金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。新著に「なぜFXで資産リッチになれるのか?」(テクスト刊)がある。
経済ジャーナリスト。金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。新著に「なぜFXで資産リッチになれるのか?」(テクスト刊)がある。
ワシントンG7閉幕前(10月10日)のNYダウは、結果的に前日終値比でマイナスに終わったが、その日の安値からは一時1000ドル超の反発を見せた。また、その日のNASDAQ指数は8日ぶりに前日終値を上回って引けた。本稿執筆時点で、何かが変わりつつあることを感じる。ちなみに、10日の日経平均株価は前日終値比881円安。東証1部の平均PBRは0.93倍となり、いわゆる「解散価値」を平均で下回っている。また、東証1部の平均配当利回りは2.75%と、同時点での長期金利=1.52%を大幅に上回っている。「あのとき」に7600円だった平均株価は、後に1万8300円まで値上がりした。そろそろ、チャンス到来か?