
南太平洋に浮かぶ島、ツバルの子供達


(左)ボルネオのオラウータン (右)タヒチでは珊瑚の育成、岩礁のチェックなど海洋保護活動を見学できる
旅をしながら実体験で学ぶ、地球環境保護活動
こうした旅行を通して環境問題に貢献するプロジェクトは現在、様々な企業でサービスが開始されている。伊藤忠商事と地球の歩き方T&Eの共同事業である「MOTTAINAI TOUR」(モッタイナイツアー)では、実際に地球環境問題や国際協力の現状を、現地での活動・体験しつつ、利用することでその旅行代金の一部が植林活動やCo2排出権に充てられる。この「MOTTAINAI TOUR」ではアジアや南太平洋、中南米、アフリカ、ヨーロッパなどの国々で自然や動物、そして実際に現地住民と触れあうことを目的とした様々なツアーが組まれている。例えば中国へのツアーでは、モンゴルの砂漠化防止活動やシルクロードのカラホト遺跡に保護植林活動に実際に参加ができたり、南太平洋タヒチではサンゴの育成や海洋保護活動の見学ができる。子供達に実体験として地球環境の重大さやその取り組みの大切さを伝えることができる、意義のある旅行となりそうだ。