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2007年夏以降、FX業者の破綻の事例としては、アルファエフエックス(東京都港区)をはじめ、エフエックス札幌(札幌市)、日本ファースト証券(東京都中央区)、ニッツウトレード(東京都港区)の4件である。
なかでも、一部週刊誌の誌面を賑わした「アルファエフエックス」の事例は目に余る。同社は、顧客から預かった証拠金を社長個人の豪遊目的のために不正に流用し、悪行の限りを尽くしたうえで07年11月に破産した。同社に託された証拠金の大部分は顧客の手に戻らない見通しだ。
 同社を含め、業務停止処分等の行政処分を受けたFX会社は07年10月から12月末までの間だけで4社にものぼる。その理由に共通するのは、やはり顧客らからの預かり資産を自己の固有財産と区分して管理していなかったことに尽きる。もちろん、その点に関して足元では当局の監視姿勢も強まっている。
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