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外国為替証拠金取引(FX)に参入する動きが広がっているインターネット専業銀行。今夏までにはネット専業全4行が導入する見通しである。顧客獲得競争が一段と激しくなりそうだ。
人気の高まりを背景に、それにあやかろうとFX取引の仲介業に新規参入する企業も後を絶たない。商品取引会社の積極的な参入に加え、最近では異業種からの参入やネット専業銀行、証券会社などによる取り扱いも見る見る増えており、FX専業会社のなかから株式公開を果たす会社が現れるまでになった。
 07年9月以降は、新たに施行された金融商品取引法の下で運営されることとなり、いわゆるFX会社の信頼性は一段と高まることになったわけだが…。それでも、いまだ悪質と言わざるを得ないFX会社の存在が一部に認められることも事実であり、実際に利用者が損害を被った事例が見受けられることは大変残念なことである。
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