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Photo jenny downing
一方、サッポロビールが黒ラベル350ml缶に表記するカーボンフットプリントは161g。これは原料の採取から製造、流通、排気までの全製品ライフサイクルにおけるCO2排出量だ。同社がカーボンフットプリントが算定できるのも、詳細なデータを明確に把握できる契約農家らとの協力の賜物なのである。
 カーボンフットプリントについては、経済産業省がカーボンフットプリント制度の実用化・普及促進に向けた研究会を2008年6月に開催するなど、政府レベルでの機運も高まっているようだ。今後はCO2排出量だけでなく、トレーサビリティ(追跡可能性)の信頼性の目安ともなるカーボンフットプリントを採用する企業が増えるのではないだろうか。

●サッポロビール
http://www.sapporobeer.jp/
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