
Photo Mykl Roventine
日本においては、ワーキングプアは就業していることから、
アメリカに見られるような人種的マイノリティーによる失業
問題ではなく、賃金水準が低く、また技能の向上や職業上の地
位の向上の可能性が低いことから労働問題として捉えられて
いる。しかし、Van Jonesの言葉を聞く限り、日本でも今後格差
がますます拡大していく中で、彼のような考え方とアプロー
チは参考になるだろう。グリーンカラージョブという働き方
を通して、雇用者も従業員も持続可能な社会という共通のミ
ッションにむかって仕事に取り組み、その結果、環境問題が解
決されれば、それは、全人類にとってハッピーなことだといえ
るのではないだろうか。