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 生糸貿易で財を成した実業家 原 三溪が、1906(明治39)年自邸を公開したことにはじまる三溪園は、京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物が散りばめられ、四季折々の自然とみごとな調和を見せる日本庭園である。
 三溪は、実業家として富岡製糸場など多くの経営に携わっていた。彼が近代化の波にのり成功していたこの時代、文化的にも西洋が持て囃され、廃仏毀釈の影響を受けて、日本の伝統建築は見向きもされなかった。これを憂いたのか三溪は、自然との調和、融合を考えつつ、古き良き古建築の数々を三溪園に収集、移築した。
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