
(上)マクロビオティックディナー。有機ビール、オーガニックワインも用意されている。(左下)朝食で提供される有機ニンジンジュース。(右下)野菜スープのランチ。
マクロビオティック料理のおもてなし
そして、一番の大きな特徴は“食”。食と身体の関係を医学的観点からとらえ、日本古来の食スタイルを基本とし、玄米や有機野菜など植物性の素材を使う“マクロビオティック”の考えを取り入れた、ホテルオリジナルの食事プログラムを提供しているのだ。さらに、従来の1泊2食のスタイルではなく、1泊につき夜、朝、昼の3食をプログラムに組み込むことで、よりその効果を実感できるようになっている。身体によいと聞くと質素な内容を思い浮かべるかもしれないが、植物性の素材のみとは思えないほど、味・ボリュームともに申し分ないディナー内容に驚く。草津の温泉、大自然、そしてこの料理によって、滞在後に身体の変化を感じた時、温泉で贅沢すぎる食事をいただくことよりも、もっと価値のある贅沢なひと時であることに気づくのではないだろうか。