世界の贅沢、NILEの贅沢

（左から）同社の最高級ライン「ソムリエ シリーズ」のグラスは手吹きで造られ、25人もの仕上げられる。（右）新しいグラスを開発する時に行われる“ワークショップ”の様子。

味と技術に自信あり　由緒あるグラスカンパニー

250年以上続くリーデル社は、伝統の技術を受けつぎながら、時代の流れに乗り遅れることなくグラス業界のトップに君臨している企業である。ここから生まれた数多くの機能的なグラスは、独自の開発によるものではなく、“ワークショップ”と呼ばれるテイスティングで、世界中のワイン生産者たちが、納得のいくまでブドウの品種に合う形状を検証し、決定された、ベスト オブ グラスなのである。
　ワインの味わいは、グラスの形、大きさ、縁の直径などによって変わる。同社のグラスは、ワインの個性を最大限に引き出すよう、ワインの流れをコントロールし、真の味を伝えるメッセンジャーの働きを担っている。今では、日本酒の大吟醸やシングル・モルト・ウイスキー、コニャック用のグラスも開発され、様々なお酒の素材の味をリーデルグラスで知ることができる。