
戦後以来、物価の優等生と呼ばれてきた鶏卵の一部も8月から値上げを発表。物価上昇が相次ぐいま、コモディティ投信を検討する価値はある。
資産分散の一つとしての位置づけ
また、コモディティ投信は、いま金融機関で薦められることの多い商品ではあるが、あくまで資産分散の一つという位置づけは守りたい。コモディティ投信は、なんらかの理由で物価が上昇したときのみ、収益が得ることができる商品性を持つ。そのため、インフレに備えたい、また、インフレ時に価値が減る可能性がある資産と組み合わせることによってリスクの軽減を図りたいといった、資産分散する上で有効な商品である。ポートフォリオの中では5〜10%程度を目安に選択をするとよいだろう。