
(左)オーストリア産のスパークリングワイン“GIBSON”は焼肉と好相性。日本で飲めるのはここだけ。
べこ亭 神奈川県川崎市宮前区犬蔵2-10-1 03-5774-6950 http://bekotei.jp/
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焼肉とワインのマリアージュ
食材は主に、黒毛和牛の高級銘柄として名高い「会津牛」を使用。中でも最高ランクの牛肉を用い、イチボやトモサン、シンシンなど希少部位を始め様々な部位を提供する。「部位によっては40日間熟成させるものもあります。いっそう身が柔らかくなり、味わいも深みを増すんですよ」と山本氏。会津牛といえばジューシーな肉質と脂の旨みが身上だが、最大の特徴は脂のキレの良さだ。噛んだ瞬間に肉汁が溢れ、旨みがぱぁっと広がるが、後味はすっと引く。「肉は厚さと筋の読みで味がガラリと変わる。部位によって食感も違うし、自家製のたれをつけると風味はまたさらに広がります。焼肉は奥が深いですよ」(山本氏)。肉を焼く熱源は、富士の溶岩だ。炭よりも焦げにくく、急かされることもない。セラーからレアなワインを取り出してもらい、焼肉とのマリアージュに酔う、そんな優雅な楽しみ方もかなえてくれる新しい焼肉レストランだ。