
2007年12月、ノルウェー・オスロで行われたノーベル平和
賞授賞式後、晩餐前にホテルのバルコニーに現れたアル・
ゴアとIPCCのラジェンドラ・パチャウリ議長。
賞授賞式後、晩餐前にホテルのバルコニーに現れたアル・
ゴアとIPCCのラジェンドラ・パチャウリ議長。
人間が地球環境まで変える時代
しかし、文明が地球規模で繁栄すればするほど、地球環境へ
の負荷が高まり、地球規模の気候や環境の変化となって現れ
始めた。地球の気温そのものが上昇しているのだ。アル・ゴア
とともにノーベル平和賞を受賞したIPCC(国際的な専門家で
つくる、地球温暖化についての科学的な研究の収集、整理のた
めの政府間機構)が2007年に発表した第4次報告書によると、
過去100年の気温の上昇は0.74度。近年はさらに加速している
という。一方、気象庁によれば、日本の平均気温を算出する17
都市において、100年間で1度の気温上昇という結果になった。
中でも東京はヒートアイランド現象などで100年間で3度も上 昇し、2008年の夏も大変に熱くなると予測されている。
中でも東京はヒートアイランド現象などで100年間で3度も上 昇し、2008年の夏も大変に熱くなると予測されている。