

(左)(左から)コンファレンスで日本でのプロジェクト成功例を紹介する早稲田大学教
授 川口有一郎氏、国土交通省 石井喜三郎氏、三菱地所・ビル事業企画部副長 黒田和孝
氏。(右)展示ブースでは樽酒と寿司でのもてなしも。
世界の都市開発
—日本—
—日本—
日本への誘致を民間・行政でアプローチ
日本からは国土交通省を筆頭に不動産関係者が100人近く参加し、ジャパンとして出展。地味な出展ではある
が、日本の不動産事情や再開発プロジェクトを解説する公式セミナーを行い、樽酒と寿司で小さなパーティを
催し、日本への投資を呼びかけた。公式セミナーでは、不動産金融工学とJリートの権威である、川口有一郎・早
稲田大学教授がモデレーターとなり、不動産バブルの崩壊からJリートの今日に至るまでの日本の不動産状況
を発表。これに続き、国土交通省の石井喜三郎・大臣官房審議官が、世界的に見ても未だ安定し有望な日本の不
動産事情と、ヨーロッパと類似した不動産投資税制などについて解説。また、三菱地所の黒田和孝ビル事業企画
部副長が、丸の内など具体的なプロジェクトの成功例を紹介した。サブライム・ローン問題の懸念もあり、海外
の不動産業界関係者からは、不況から安定市場に立ち直った日本に、強い関心の寄せられる場となった。
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