



田嶋智太郎(たじま・ともたろう)
経済ジャーナリスト。金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。新著に「FCチャート 儲けの方程式」(アルケミックス刊 )がある。
経済ジャーナリスト。金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。新著に「FCチャート 儲けの方程式」(アルケミックス刊 )がある。
よく「金と原油のNY先物価格は約10対1の比率が妥当」と言われる。しかしながら、足元のNY金先物価格は期近
物で925ドル台(5月23日現在)と、原油先物価格の10倍よりも遥かに低水準に留まる。つまり、原油に対して金は
相当に割安な状態に置かれているわけだ。
実は07年の6月以降、金先物価格は原油先物価格の後を追うパターンが常態化しており、そのタイムラグは大よ そ2〜3ヶ月となっている。ということは…原油先物価格が先んじて上昇し、その影響=リスクを色濃く感じる状 況となった場合には、迷わず「金に目を向けるのが有効」ということになるのかもしれない。
実は07年の6月以降、金先物価格は原油先物価格の後を追うパターンが常態化しており、そのタイムラグは大よ そ2〜3ヶ月となっている。ということは…原油先物価格が先んじて上昇し、その影響=リスクを色濃く感じる状 況となった場合には、迷わず「金に目を向けるのが有効」ということになるのかもしれない。