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(左)部屋は全個室。高級ホテル並みのアメニティを導入し、従来の無機質な病室のイメージを払拭。生活リハビリのため、各室に洗面、クローゼット、デスクなどを標準装備する。(中)レストランは自分でメニューを選ぶシステム。これもリハビリの一貫。(右)院内は床や壁の素材、照明など、空間の細部に至るまで“心地よさ”を追究している。
ライフスタイルに合わせたリハビリ
千里リハビリテーション病院の最大の特徴は、12室の“住宅”と共有のリビングで構成された独特の構造にある。「リハビリテーションの目的は、一日も早く自分の家に戻ること。しかし、従来の病院でリハビリを受けて運動機能が回復されたと判断された患者さんが、家庭や社会に帰ってみると非常な困難を強いられ、病院に戻ってしまうという例が後を絶たないのが事実です。それは、病院が家庭とは違う、特殊な環境だったから。それなら、できるだけ住まいに近い環境を用意しようと思いました」と橋本理事長は語る。畳の上を歩いたり、キッチンで料理をしたり、クローゼットに服をかけたり。患者ひとりひとりの生活に合わせた日常的な動作の連続が、最も効果的で優れたリハビリテーションとなる。「大切なのは、自宅で生活できるという自信をご本人とご家族が持てること。それには、日常の動作を取り入れたリハビリテーションを実施する必要があるのです」。
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