
電気自動車専用の無料電気スタンド。このような電気化の光景が街中にみられるのもロンドンならでは。
なかでも僕が見て、ロンドンがもっとも変わったと感
じるのは、環境問題に対する姿勢だろう。熱効率の悪
い電球は、ロンドン市が無料で交換し、クリスマス・カ
ードの廃止と電子化を呼び掛け、そして1,000台以上の
電気自動車が街中を走り、あちこちに電気自動車専用
の路上駐車スペースがあり、無料の電気スタンドが立
ち並ぶ。この電気スタンド、デザインも秀逸であり、ま
さに未来都市を感じる。
今後は、排気量の多すぎる車には高額な税金がかけら れ、市バスは、数年ですべてハイブリッド化されるだろ う。こうなるとエコがどう、温暖化がどう、という議論 ではなく、未来への姿勢を想定しなければ置いて行か れる、という思いが強くなる。実際ロンドンでは、いま どきエコなどと口に出す人は滅多にいない。先進都市 に暮らしているのに、ライフスタイルが前近代的であ ってはならないからである。かくして、僕自身、エコや 温暖化など一切口にせず、未来人としての生活を、ロ ンドンで学ぶ日なのである。
今後は、排気量の多すぎる車には高額な税金がかけら れ、市バスは、数年ですべてハイブリッド化されるだろ う。こうなるとエコがどう、温暖化がどう、という議論 ではなく、未来への姿勢を想定しなければ置いて行か れる、という思いが強くなる。実際ロンドンでは、いま どきエコなどと口に出す人は滅多にいない。先進都市 に暮らしているのに、ライフスタイルが前近代的であ ってはならないからである。かくして、僕自身、エコや 温暖化など一切口にせず、未来人としての生活を、ロ ンドンで学ぶ日なのである。