


(上)1,000以上ものプログラムが楽しめるLDCモニター。(中央)ダブルベッド仕様にした室内。(下)アメニティにはフェラガモが
用意されている。
小さなキャビンに身を沈め、ひたすら時が過ぎるのを
待つ。誰もが経験したことのあるそんな辛さを「シンガ
ポール航空A380」は、一掃している。最上級クラスのキ
ャビン「シンガポール航空スイート」は、他のエアライ
ンで言うところの「ファーストクラス」を超えたクラス
として、独自に命名され、23インチの大型LDCモニター
や専用ワードローブ、フェラガモの最上級アメニティ
キットが用意されている。驚くのは、フルフラットベッ
ドの存在。壁に独立型のベッドが収納されており、就
寝時にはそれを引き出して横になるのである。サイズ
は幅69cm、長さ198cm。ジバンシーがデザインした羽毛
布団とクッションが用意され、ベッドメイクはキャビ
ンアテンダントがしてくれる。